オプション設定

設定画面では、DTXMania のシステムや演奏に関する、様々な設定を変更することができます。

操作方法

操作説明
シンバル打、またはEnterキー押下選択中の項目を確定します。
確定時の挙動は、項目によって異なります。
ハイタム/ロータム打、または/キー押下選択項目を変更します。
スネア/フロアタム打、または/キー押下選択中の項目の値を変更します。(変更可能な項目の場合)
Esc押下選曲画面に戻ります。

設定項目の補足

設定項目には、様々なものがあります。各項目の説明については、項目を選択したときに画面上に表示されるため、ここでは割愛します

代わりに、いくつかの項目について補足します。

オーディオ総出力遅延

オーディオ総出力遅延には、DTXManiaがサウンド(オーディオ)を出力してから実際にスピーカーから音が出るまでにかかる時間を指定します。

ソフトウェア部分の遅延時間は、(WASAPI や ASIO のバッファサイズとして)ある程度はユーザが設定可能です。しかし、ハードウェア部分の遅延については、実際のハードウェアの構成による部分が大きく、設定不可能かつ測定も困難です。

オーディオデバイスの接続形態だけ見ても、オンボードだったりPCI接続だったりUSB接続だったりと様々です。とりわけ、外部接続のUSBオーディオであれば、専用のドライバ(ASIOなど)を使わなければ遅延が無視できないほど大きくなったりもします。人間は、10ミリ秒を超えると遅延を認識できるといいます。
これが、音楽ゲームではUSBオーディオを使うなと言われる所以です。

よって、DTXMania にはこれらのすべての遅延を合計したオーディオ総出力遅延を設定することができます。ただし、具体的な設定値はユーザ自身の「耳」で確認するしかありません。

DTXMania は、このオーディオ総出力遅延に指定された時間だけ早めにサウンドの再生を開始します。ただしこれはBGMやAutoPlayチップなど、あらかじめ再生する時刻が分かっているサウンドに限られるため、演奏時にリアルタイムで発生する入力に対するドラムサウンドなどについては、オーディオ総出力遅延の効果はありません。(よって、Gamers モードでのドラムサウンドには、生の遅延がそのままかかります)。

なお、オーディオ総出力遅延の初期値と下限値は、ソフトウェア遅延(ユーザが設定可能)の値となります。

オーディオ出力デバイス

オーディオ出力デバイスを選択すると、オーディオ出力デバイスを選択するためのウィンドウが開きます。DTXMania では、WASAPI ASIO に対応しています。

「Audio Output Device」プルダウンリストには、利用可能なオーディオデバイスがリストアップされます。通常は、「WASAPI(shared)」を選択しておけばよいでしょう。(最近のWindowsにおけるWASPI共有モードのソフトウェア遅延は10ミリ秒にまで向上しているので、無理にWASAPI排他モードを選択しなくても問題はないと思われます。)

ここでリストアップされるオーディオデバイスの詳細設定は、このウィンドウで行えるものもあれば、専用のソフトウェアでなければ行えないものもあります。ASIO デバイスに関しては、このウィンドウからASIO設定ウィンドウを開くことができます(メーカーから用意された ASIO コントロールがインストールされていれば)。

ASIOデバイスに関する注意

  • ASIOデバイスについては、対応ドライバがインストールされていればこのリストに列挙されますが、選択したときに ASIO デバイスが接続されていなければ、DTXMania が落ちることがあります。あるいは、(ASIOを選択していなかったとしても)早々にDTXMania の起動時に落ちることもあります。ご注意下さい。
  • ASIO をシミュレートするドライバ(ASIO4ALLなど)は、ASIO デバイスにしか対応していないアプリを、他のオーディオデバイス(WASAPIデバイスなど)で利用できるように変換するためのものです。そのため、WASAPI を直接選択できる DTXMania では、このようなドライバを選択してもその恩恵は得られません。

出力サンプルレートに関する注意

  • 大抵のオーディオデバイスでは、いくつかの出力サンプルレート(44100Hz, 48000Hzなど)を選択することができます。

    DTXMania で自動演奏を行なった際に、BGM とドラムサウンドが「最初はぴったりだったのに時間が経つほどズレていく」現象が見られた場合、そのデバイスの出力サンプルレートを変更すると改善される可能性があります。
  • この現象は、すでにいくつかのオーディオハードウェアで確認されています。(おそらく、ハードウェア内部で固定された基本クロックを分周して他のクロックを作り出しているため、基本クロック以外のレートが厳密に一致しなくなっているものと思われます。)
    これは、必ずしも安価な製品でのみ発生するとは限らないのでご注意下さい。(数万円する日本のY社の製品でも発生しました。)