異なる難易度の譜面を1つの曲にまとめる
DTXMania では、難易度の異なる複数の譜面ファイルを、1つの曲として表示させることができます。
set.defというテキストファイル(文字コードはシフトJISまたはUTF-8)を譜面ファイルと同じ場所に配置すると、DTXMania は、そのフォルダにある個々の譜面ファイルは無視し、set.def に記載されている譜面だけを列挙し、まとめて1つの「曲」として扱います。
set.def の例を以下に示します。
#TITLE: OMENS OF LOVE
#L1LABEL: Basic
#L1FILE: omensoflove_bas.dtx
#L2LABEL: Advanced
#L2FILE: omensoflove_adv.dtx
#L3LABEL: Extreme
#L3FILE: omensoflove_ext.dtx
「#TITLE:」行には、曲のタイトルを記述します。
「#LnLABEL:」行(n=1~5)には、難易度ラベルを記述します。
「#LnFILE:」行(n=1~5)には、難易度に対応する譜面ファイルを、set.def の存在するフォルダからの相対パスで指定します。
この set.def を、set.def に書かれた3つの .dtx ファイルの存在するフォルダに配置すると、選曲画面には次のように1つの曲として表示され、難易度リストに set.def の内容が反映されて表示されます。

難易度リストの拡大図。

先述の n(1~5)は、このリストの下から順に対応しています。つまり、n=1 が最下位に、n=5 が最上位に表示されます。そして、set.def を作る際には、n の値が小さいほど難易度の低いファイルを指定します(強制ではなく慣例です)。
上の図では、難易度リストの n=3 が選択されている状態です。この選択は、ハイハットを2回連続で叩くことで切り替えることができます。選択されている難易度に応じて、曲リストに表示されているタイトルも(対応するDTXファイルのものに)変わります。難易度数値の右上に表示されている文字列が難易度ラベルです。
set.def には、n=1~5 の5つをすべて記述する必要はありません。ファイルをどこにいくつ指定するか、どのような難易度ラベルにするかなどは、譜面製作者の自由です。
set.def に記述できる項目は以下の通りです。(塗りつぶされている行は、現状の DTXMania では対応していません。)
| 項目名 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| TITLE | 曲のタイトル。 | #TITLE: OMENS OF LOVE |
| FONTCOLOR | テキストの色。 | #FONTCOLOR: #FFFFFF |
| L1LABEL | 1番目の難易度のラベル名。 省略時は “BASIC” 。 | #L1LABEL: BASIC |
| L1FILE | 1番目の難易度に対応する譜面ファイル。 | #L1FILE: omens_bsc.dtx |
| L2LABEL | 2番目の難易度のラベル名。 省略時は “ADVANCED” 。 | #L2LABEL: ADVANCED |
| L2FILE | 2番目の難易度に対応する譜面ファイル。 | #L2FILE: omens_adv.dtx |
| L3LABEL | 3番目の難易度のラベル名。 省略時は “EXTREME” 。 | #L3LABEL: EXTREME |
| L3FILE | 3番目の難易度に対応する譜面ファイル。 | #L3FILE: omens_ext.dtx |
| L4LABLE | 4番目の難易度のラベル名。 省略時は “MASTER” 。 | #L4LABEL: MASTER |
| L4FILE | 4番目の難易度に対応する譜面ファイル。 | #L4FILE: omens_mas.dtx |
| L5LABEL | 5番目の難易度のラベル名。 省略時は “ULTIMATE” 。 | #L5LABEL: ULTIMATE |
| L5FILE | 5番目の難易度に対応する譜面ファイル。 | #L5FILE: omens_ult.dtx |
複数の曲をまとめて記述する
set.def では、以下の例のように、#TITLE 行を区切りとして複数の曲を記述できます(あまり利用シーンはありませんが……)。
#TITLE: Gamble Rumble [TV]
#L1FILE: initD3_bas.dtx
#L2FILE: initD3_adv.dtx
#L3FILE: initD3_ext.dtx
#TITLE: Gamble Rumble [PS2]
#L1FILE: ps2\initD_PS2_bas.dtx
#L2FILE: ps2\initD_PS2_adv.dtx
#L3FILE: ps2\initD_PS2_ext.dtx